職人の仕事

スタッフインタビュー

技術とチームの力で、“みやび”をつくる

製造部 / 2011年入社
横塚 美幸

― みやび工芸に入社したきっかけは?

前職は家具職人として木材加工に携わっていましたが、一度現場を離れました。また“手を動かす仕事”に戻りたいと思っていた時に、みやび工芸の求人を見つけたんです。
「アクリル加工ってどんな世界なんだろう?」と最初は未知でしたが、見学に来た時に感じた工場の清潔感と、働く人たちの穏やかな雰囲気に惹かれて、ここなら自分らしく働けると思いました。

― 現在はどんなお仕事をされていますか?

今は、接着や曲げなどの手加工を担当するパートチームのリーダーとして、段取りから品質チェック、指導まで幅広く任されています。特にアクリルの接着は繊細で、経験や感覚がとても大事です。手作業が多いぶん、スタッフの技術やアイデアがそのまま製品のクオリティにつながります。家具職人時代の“手の感覚”が今も活きていると感じます。

未経験で採用される方がほとんどなので、一人ひとりの持ち味を見ながら、「気持ちよく集中できる環境」をつくるのが私の役目だと思っています。

― みやび工芸の魅力は何だと思いますか?

一言で言うと「実力で勝負できる場所」です。年齢や性別に関係なく、人柄や熱意、腕前が評価されます。

パートでも「こんなやり方の方が早くてきれいにできそう」と提案すれば、すぐに取り入れてもらえる柔軟さがあります。私自身、入社当初はパートだったのに、気づけば課長になってました(笑)。実力や姿勢をきちんと評価してもらえるのは、本当にありがたいです。

― どんな人と一緒に働きたいですか?

経験は問いません。大事なのは「手を動かすのが好き」という気持ちと、ものづくりへの誠実さだと思います。細かい作業が多い仕事ですが、黙々と作るのが好きな方にはぴったりです。

あと、うちの現場はチームワークが命。周りと協力しながら、一緒にいいものを作っていきたいという気持ちのある方、大歓迎です!

― これから挑戦したいことは?

もっと効率的に、かつ高品質に仕上げられるような作業手順の改善にも取り組みたいですね。それと、次のリーダー候補を育てていくのも大事な仕事。今後も、“みやびらしさ”を守りながら、チーム全体で成長していけたらと思っています。