職人の仕事

スタッフインタビュー

現場を知るからこそ、伝えられることがある。モノづくりにかけた20年

業務部 / 2002年入社
石川 克也

― モノづくりに携わる夢が、再び動き出した

高校卒業後、私はあるメーカーに就職しました。子どもの頃から機械いじりや組み立てが好きで、「モノづくりを仕事にしたい」という想いが強かったんです。最初は工場配属でしたが、数年後に営業へ異動。もちろん営業の仕事も大事ですが「もっと現場で、手を動かしていたい」と悩むようになりました。

そんなときに出会ったのが当社です。「小規模でも、現場に深く関われる環境がある」と聞き、転職を決意。入社してからは、設計から加工、納品まで、一連のモノづくりの流れを肌で感じながら仕事ができる環境に、本当にやりがいを感じています。

― ただの「作業」ではない。「考える現場」に魅力がある

当社のモノづくりは、いわゆる大量生産とは違い、一品一様の製品を多く手がけています。決まったものを作るのではなく、図面や仕様に合わせて最適な加工方法を自分で考える必要があります。これは大変な面もありますが、その分、完成したときの達成感もひとしおです。

自分が考えた方法で形になり、お客様に「ありがとう」と言われたときは、「この仕事をしていて良かった」と心から思いますね。

― プレイングマネージャーとしての現在地

入社してまもなく20年。今では、見積もりや工程管理、お客様との打ち合わせなど、多岐にわたる業務を担当しています。いわゆる「プレイングマネージャー」ですが、若い社員と一緒に汗をかいて、困っていればすぐにフォローする。そういう関わり方をすることで、現場の空気も良くなるし、教えたことも実践に結びつきやすいと感じています。

― この仕事が好きな人と、一緒に働きたい

この会社には「モノづくりが好き」な人がたくさんいます。学歴や職歴よりも、「自分の手で何かを生み出したい」という気持ちが大切だと、私は思っています。
私も、工業高校卒でスタートし、決して順風満帆ではありませんでしたが、「モノづくりが好き」という想いだけはずっと変わりませんでした。その想いがある限り、成長のチャンスは必ずあります。

経験がなくても、興味があれば大歓迎です。一緒に、ものづくりの楽しさを共有できる仲間が増えることを、楽しみにしています。