レーザー加工
レーザー加工機で、アクリル板の切断、彫刻、マーキングを行います。
最大出力200Wで厚板の切断にも対応しています。切断面は滑らかで光沢があり、磨いたような透明度があるので、円の内側や内角など磨きにくい箇所もキレイに仕上がります。

トロテックレーザー SP500 | CO2レーザー加工機 板厚20mm、30mmの厚板にも対応 マイクロメートル単位での制御が可能 CCDカメラ搭載で輪郭を正確にカット |
加工エリア | W1245mm x D710mm |
レーザー出力 | 200w |
レーザーカット
レーザー彫刻
内側のコーナーの加工
レーザー加工にするか、NC加工にするかの判断基準として、内側のコーナーの仕上がりをどうしたいか?をお聞きすることがあります。内側のコーナーをピン角にしたい場合には、レーザー加工がお勧めです。

NC加工の場合
刃物で加工した場合、R加工をしたように角が丸くなります。
刃物が回転しながら材料を削り取るので、刃物の径に影響を受けることになります。

レーザー加工の場合
レーザー加工はごく細い光線を照射するため、刃物を使った切削よりも、鋭い角度を出すことができます。
製作例

厚さ3センチメートルのアクリル板をレーザーで切り抜いた文字です。1回の切削で磨き加工後のように切断面に透明感があります。バリが発生しないため面取りも不要です。
内側の角もきれいな鋭角となっています。

高精度に加工できるレーザー彫刻では、6ポイント(約2.1ミリ)の文字もしっかりと可読できます。
材料にはキャスト材を使用することで、文字が白くはっきりと彫刻されます。
レーザー加工できない素材
加工できない素材、注意が必要な素材 | |
---|---|
鏡、鏡面素材、ミラー板 | 鏡はレーザー光線が反射してしまい、加工できません。反射したレーザー光で工作機が破損する可能性があります。 ミラー板だけではなく、鏡面仕上げの素材や反射率の高い素材も加工できない可能性があります。 → ミラー素材の切削、彫刻はNC加工をお勧めしています。 |
金属、ゴム、ナイロン | 金属、ゴムは、弊社のレーザー加工機でカット(切断)できません。 |
塩ビ(塩化ビニール) PVC(ポリ塩化ビニール)、PVB | 燃えた時に有毒なガスが発生するため、レーザーでは加工できません。 |
ポリカーボネート | 炭化、黄変が起きやすいです。 |
カーボンファイバー(炭素繊維) エポキシ樹脂、フェノール樹脂 | 燃えやすいので、発火、炭化する可能性があります。 |
カッティングシート、粘着シート フッ素/テフロン(PTFE/Teflon)、酸化ベリリウム クロムなめし本皮や合皮 | 有毒ガスが発生するため、加工できません。 |
上記のほか、液体が入っているもの、燃えやすいもの、素材が確認できない持ち込み品などは加工をお断りしております。
お見積もりいたします047-368-4150受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]
お見積もり/ご相談