加工素材のご紹介|対応可能な各種樹脂・板材について
当社では、アクリルを中心に、さまざまな樹脂素材・板材の加工に対応しています。
切断・曲げ・接着・穴あけ・研磨・封入など、多様な加工方法を駆使し、お客様のご要望に合わせた高品質な製品を製作いたします。
こちらのページでは、当社で取り扱っている主な素材とその特性についてご紹介します。各素材の詳細については、リンク先のページをご覧ください。
◆ アクリル板(PMMA)
透明性・光沢・加工性に優れた定番素材。什器や展示品など、美観を重視する用途に最適です。
→ アクリル素材の詳細はこちら
◆ ポリカーボネート(ポリカ)
耐衝撃性が非常に高く、安全性が求められる場面で活躍。曲げ加工や穴あけにも対応可能です。
→ ポリカ素材の詳細はこちら
◆ 塩化ビニル板(塩ビ)
コストパフォーマンスが高く、屋内外サインや仕切り板に多く使われています。白・グレーなど色の選択肢も豊富です。
→ 塩ビ素材の詳細はこちら
◆ PET樹脂板
軽量で割れにくく、食品パッケージや衛生用途にも対応可能。透明性も高く、扱いやすい素材です。
→ PET素材の詳細はこちら
◆ アルミ複合板
表面にアルミ、内部に樹脂を挟んだ軽量・高剛性な板材。看板・パネルなどに多用されます。
→ アルミ複合板の詳細はこちら
板材加工の専門工場が提案する素材選びのコツ
「見た目は同じように透明なのに、なぜ素材によって価格や強度が違うの?」
実は、アクリル・ポリカ・PETなどの板材は、それぞれ性質が大きく異なります。例えば、美観を重視する展示品や什器にはアクリルが最適ですが、衝撃に強い安全カバーにはポリカーボネートが向いています。PETは軽くて割れにくく、衛生用途にも使える万能型です。
・透明性が必要な場合はアクリル・PET・ポリカが選択肢になります。
・さまざな色が必要な場合はアクリル板のカラーが豊富です。
・強度・安全性重視ならポリカーボネート、耐衝撃アクリル板が適しています。
・コストを抑えたい場合は塩ビ、アクリル押出板が現実的です。
・パネルにはアルミ複合板が人気です。
さらに、用途や予算、使用環境(屋内外・長期短期)によって、最適な素材は変わってきます。当社では、素材選定から加工方法までトータルでご提案可能です。
「何を使えばいいかわからない」ときは、まず用途や求める仕上がりをお聞かせください。素材の特性を活かし、目的に合った最適な加工をご提案いたします。
■ 樹脂加工素材の比較表
素材名 | 特徴 | 長所 | 注意点 |
---|---|---|---|
アクリル(PMMA) | 高い透明度と光沢、美観性 | 加工性が良い/接着しやすい/美しい仕上がり | 衝撃に弱い/熱で変形しやすい |
ポリカーボネート | 衝撃に非常に強い透明樹脂 | 耐衝撃性No.1/耐熱性も高め | 傷がつきやすい/価格がやや高め |
塩ビ(PVC) | 比較的安価で加工しやすい | コストパフォーマンス良好/曲げや接着が容易 | 塩素系素材で環境面の注意が必要 |
PET | 軽くて割れにくく、衛生性も高い | 食品対応/透明度良好/リサイクル性もある | 熱加工には注意/厚板は入手しにくい |
アルミ複合板 | 表面にアルミを用いた軽量パネル | 剛性が高い/外部使用OK/印刷も可 | 曲げ加工には向かない/断面の仕上げに注意 |